2007年07月19日

微妙なバランスで曲の印象が決まる

さて続いてTさんのミックスの検証だ。

青ちゃん「Tさんのミックスは殆どできていますね、一箇所だけ調整しました」

さて変えた場所というのは曲の中間部で「カーーーン!」というエフェクトが入っていて、そのエフェクトの音の音程を下げたということだった。

なぜ音程を下げたかというとTさんのミックスだと、実はそのエフェクトが延びている直後にメロディがエフェクト音にかぶって出てくる。

現状だとエフェクト音の音程がメロディの出だしよりも高い音程になっていたので、メロディの出だしが弱く聞こえていた…そこをエフェクト音を下げてメロディがその上から出てくるようにした。

メロディの印象を強くする、、、そんな細かいことでも曲の印象が変化
するのはびっくりだ!


次にNさんの曲

トミー爺「まずは聞いてもらいましょうか?」と本人ミックスと青ちゃんミックスを聞き比べる、、

Nさん「えー、、、どうやったのですか?」と驚嘆の声、明らかに別曲になっている、、、

青ちゃん「Nさんのミックスは楽器のバランス、奥行きが平坦になっていたのでまずそれを修正、次に

何をこの曲のメインにするかを決めてその楽器からバランスを組み立てて行った」

つまり、通常はドラム、ベース、…みたいな順番でミックスをして行くが、この曲はまずピアノがメインだったのでまずピアノの音色を決めた。

それにボーカルを合わせる、、そしてにほかの楽器を足していく、そう
することで「楽曲の柱」がしっかりとした印象になる。

ぜひ皆さんも自分のデモテープで実践してみたら?


ぜひ、またやりたい内容だ






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ラベル:作詞 作曲 音楽
posted by トミー爺 at 18:31| Comment(0) | TrackBack(0) | Song Bnak勉強会レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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